ブリ大根

tonko_hard2008-03-22

今日は冬の定番ぶり大根作ってみました。もう春ですが。。。
いつもアラでやっているのですが、今回は豪勢に切り身を使いました。(特売だったので。ぷっ!)



■材料2〜4人前
【ブリ】 切り身4枚 またはアラ1パック
【大根】 1/2本 いちょう切りまたは半月切りで食べやすい大きさに
【長ネギ】 青いところ1〜2本分
【しょうが】 3cm角程度 薄切り
【醤油】 60cc
【みりん】 30cc
【酒】 100cc
【水】 適量



■作り方
(1)ブリは沸騰した湯につけて霜降りにして冷水にとり臭みを抜く。アラの場合は血やゴミをよく取る。
(2)鍋に長ネギを敷き、しょうがを散らす。大根を並べ、ブリを入れる。
(3)醤油、みりん、酒を入れ、水をひたひたになるまで入れ、蓋をせず強火で加熱。
(4)沸騰したら落し蓋をして弱火で30分〜45分煮る。
(5)仕上げに香付けの大さじ1程度の醤油(分量外)を加えて火を止める。完成!
※冷めるときに味がしみるので、いったん冷ましてから温めなおした方が美味しい。または前日に作って翌日食べるとかね。



今日の食卓。ブリ大根、スーパーで買ったタラの芽のてんぷら、黒酢モズク、椎茸の味噌汁、玄米ご飯。

椎茸の味噌汁は得意なんです。椎茸を薄切りにしてごま油で炒めます。最初椎茸か乾いちゃって焦げつきそうになりますが、たまに鍋を火から離して炒め続けると、ある時点でじゅわ〜っと水気が出てきてヌルヌルになります。不思議です。そこに水を加えしばらく煮て、味噌を入れて完成。椎茸から出たヌルヌルがダシになりますので煮干などのダシはつかいません。ごま油の風味と椎茸のダシでちょっと変ったお味噌汁になります。

History: America's Greatest Hits

tonko_hard2008-03-19

アメリカというずいぶんでっかい名前のグループがいます。70年代初期に、「名前のない馬」(Horse With No Name)、「ヴェンチュラ・ハイウェイ」(Ventura Highway)、「金色の髪の少女」(Sister Golden Hair)といった大ヒットを飛ばしたようです。なんとなく聴いたことがあるけどアルバムを買うのはちょっと、という場合はベスト盤が便利ですね。ポップス系のグループや歌手は大体ベスト盤で済ませちゃいます。

というわけでベスト盤を聴いてみたら、いや〜良かった。聴き覚えのあった「金色の髪の少女」は、ほんとに優しくて爽やかで胸がキュンとなる曲です。「名前のない馬」は静かなんだけど、なんとも不思議な感じの曲。有名なヒット曲以外にもいい曲がたくさんありました。ま、ベスト盤だから当たり前なんですが。。BGMとして流していても季節季節で楽しめそうです。


Greatest Hits

Greatest Hits

わたしの買ったのはこっち。これでも十分。


Complete Greatest Hits

Complete Greatest Hits

新しく出たベスト盤は80年代の曲なども追加されて、完全ベスト盤にふさわしい内容。

タンドリー・チキン

tonko_hard2008-03-17

前から作ってみたかったタンドリー・チキン、このたび初挑戦してみました。はっきり申し上げて、美味しい!釜で焼くインド料理屋さんのとはやっぱり違うけど、スパイシーでジューシーでほんとに美味しかったです。タレにつけて焼くだけなので調理も簡単です。またやろうっと♪


■材料
【鶏肉】700g
【プレーンヨーグルト】150g
【ショウガ】親指程度の大きさ すりおろし
【ニンニク】2片 すりおろし
ターメリック】大さじ1
【クミン】大さじ1
コリアンダー】大さじ1
【パプリカ】大さじ1
一味唐辛子】小さじ1
ガラムマサラ】小さじ1
【塩】小さじ1.5
【コショウ】少々


■作り方
(1)タッパやポリ袋に鶏肉以外の材料を入れてよく混ぜ、鶏肉を入れてもみ込み、1日冷蔵庫で寝かせる。
(2)天板に網かアルミホイルを敷き、タレを軽く落とした鶏肉を乗せ250度のオーブンで30分焼く。途中一度上下を返す。


※水炊き用の骨付きもも肉のぶつ切りを使いましたが、もも丸ごとや手羽も魅力的。胸肉はややパサパサしますが、これもまた美味しいので今度は胸肉でやってみようかな。
※フライパンやガスレンジについてるグリルで焼いてもできると思います。


タレを捨てちゃうのがもったいないので、タレとお肉の半分はホウレンソウ入りのチキンカレーに使いました。チキンカレーの作り方は別記事のレシピに準じています。

リンダ・リンダ・リンダ

tonko_hard2008-03-08

リンダリンダリンダ [DVD]

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高校生がバンドを組んで、ブルーハーツの「リンダ・リンダ」を練習して、文化祭のステージで演奏し、また日常に戻る。。ストーリーはそれだけ。4人のバンド・メンバーも、ボーカルの子が韓国からの留学生というところがちょっと珍しいだけで、まあ極々普通のチンタラした女子高生。これでドラマになるのかって感じだけど、それがドラマになるんだよ。

「スウィング・ガールズ」と比較されたレビューも複数見たけど、あれと「リンダ・リンダ・リンダ」は素材は似てるけど全く違う映画だ。「スウィング・ガールズ」は、ど素人の高校生がひょんなことからビッグバンド・ジャズをやるはめになって、悪戦苦闘しながらも合奏の楽しさ、音楽の面白さを知っていくという青春映画。主役はいるけどバンド・メンバーが多いこともあって、登場人物はストーリーのために配置されている感じがする。一言で言ってメリハリのあるストーリーを楽しむ映画だったと思う。面白かったですよもちろん。

一方「リンダ・リンダ・リンダ」は、一つ一つのエピソードは小粒だし、セリフも普通の日常会話みたい、ストーリーはダラダラしていて起伏があまりない。その代わり人物の表情や、しぐさがとてもリアルに感じる。映像のなにげないワンカット、ワンカットが、どれも平凡だけどかけがえの無い「時」というものに思い至らせてくれる。どんどん過ぎていって取り戻せない「時」。クライマックスの文化祭で、大雨が降ったせいで大勢の生徒達が体育館に集まり、バンドの演奏でイキナリ盛り上がって、飛んだり跳ねたり叫んだりするんだけど、もしあれが不自然とか予定調和だと感じたら、自分が高校生の頃を思い出してみたらいい。文化祭という非日常の時間、その最後の日が大雨だったら、ますます非日常的だ。一つの事件だ。3年ならもうすぐ卒業だし雨で体が濡れてる。明日は見えない。「どぶね〜ずみみたいにぃ、うつくしくなりぃ〜たいっ」って一緒に大声で歌いたくなるでしょ。「愛じゃなくても恋じゃなくても君を離しはしないーっ 」ってやられたら、無意味に飛び跳ねて隣の友達にぶつかってみたりしたくなるでしょ。

この映画を見たきっかけは、敬愛するミーイズムの優子ちゃんがドロップアウトしちゃってるダブりの高校生役で出てるからなんだけど、これがまたピッタリな役だった。ぷっ。文化祭でアコギ弾いて歌うシーンはさすがでした。ミーイズムのサイトに「映画」というコーナーがあって、「リンダ・リンダ・リンダ」に出たときのことが書いてあります。「優子のほえほえ映画奮戦記」、超ウケる♪

スイートポテト作ったよ

tonko_hard2008-03-06

はじめての挑戦シリーズ!今度はスイートポテトです。これっておいしいね!自分で作ると甘さとかも自分好みに加減できるのがいい。パイやケーキ類と違って難しくないので、まず失敗しないってとこもいいな〜。


■材料(6〜7cmの俵型で約6個分)
【サツマイモ】中一個(皮をむいて正味400g程度)
【砂糖】大さじ2
【バター】20g
【牛乳】60cc
【溶き卵】適宜


■作り方
(1)サツマイモの皮をむき、両端の繊維の多い部分を落とす。厚さ1〜2cmの輪切りにしてしばらく水にさらしてアクを抜く。
(2)蒸かすか、茹でるか、レンジでチン、なんでもいいので菜ばしが通るくらい柔らかくなるまで加熱する。
(3)熱いうちにシャモジやスリコギ、マッシャーなどで潰し、砂糖・バター・牛乳を加えてよく練る。
(4)裏ごしする。裏ごしした方が滑らかな口当たりになりますが、面倒ならば省略可。
(5)俵型に整形して、表面に焼き色とツヤ出しのために溶き卵を塗る。
(6)180℃のオーブンで20分焼く。焼色が薄いようなら、さらに卵を塗って5分程度焼く。オーブントースターのほうが焼き色が付きやすいです。写真はオーブントースターで再度焼いたものです。


う○こじゃないのよ。ぶひひ!

手作りヨーグルトに挑戦!

tonko_hard2008-03-05

ネットで見た手作りヨーグルトに挑戦してみました。手作りと言っても一から作るのではなくて、市販のヨーグルトを牛乳に混ぜて発酵させるというものです。参考にしたのはこちらのサイト。
http://www.ajiwai.com/otoko/make/youg_fr.htm



■用意するもの
【プレーンヨーグルト】大さじ1 買ってきたばかりの新しいもの
【牛乳】500ml
【鍋】
【保温ポット】
【温度計】
【茶漉し】または目の細かいザルなど



■作り方(500ml)
(1)水を沸騰させ保温ポットに入れる。10分程度おいてから湯を捨てる。殺菌とポットの加温が目的。
(2)鍋に牛乳を入れ50℃に温める。
(3)鍋を火からおろし、茶漉しを使ってヨーグルトを牛乳に溶かし混ぜる。
(4)ポットに(3)の牛乳を入れ、蓋をして8〜10時間でヨーグルトになります。
(5)容器に移し冷蔵庫で冷やせば完成!



※注意
雑菌が入って失敗することもあるそうなので、毎回必ず新しいヨーグルトを使った方がいいようです。失敗して味や臭いがおかしかったら絶対食べないこと!


ビフィダス・ヨーグルトを使いましたが、味は元のヨーグルトと全く変らず美味しかったです。はじめはヨーグルトがタダでできるじゃん!と思ったのですが、よく考えると牛乳はタダじゃないですよね。。でも約半額でヨーグルトを増やして食べられるならいいかなと。

アマンドラ ! 希望の歌

tonko_hard2008-02-13

南アフリカで1948年から1991年まで続けられたアパルトヘイト(人種隔離政策)。ヨーロッパから移住してきた白人が、多数派の原住民黒人への差別を制度化し、これに反対する者は反逆者として弾圧され、ときには虐殺されてきた。「アマンドラ ! 希望の歌」は、このアパルトヘイト政策を撤廃させる闘いの中で、黒人たちに歌われた数々の「歌」にスポットライトをあてて、反アパルトヘイト運動の歴史を綴ったドキュメンタリー。

こうやって見ると、いかに歌が人々を励まし、人々をつなぎ合せてきたのかがよく分る。特に圧巻なのは「トイトイ」と呼ばれる、ダンスと歌唱が一体となった表現だ。足を踏み鳴らし歌いながら、数万数十万の群集が街頭をデモする映像はまさに圧倒的。インタビューで、白人の治安部隊の元隊員たちが「あれは本当に恐ろしくて嫌だった」と回想しているのもうなづける。

ヒュー・マサケラ、ミリアム・マケーバなど南アフリカの著名なュージシャンも数多く登場する。その多くが反アパルトヘイトの姿勢ゆえに国外追放となっていたのだ。ピアニストのアブドゥラー・イブラヒムが「南アフリカの革命は唯一音楽で実現した革命だ」と語るのが印象に残る。

映画では描かれていないが、アパルトヘイト撤廃後の南アフリカでは、依然として黒人の失業率は高く、エイズの蔓延は深刻であり、また汚職や縁故政治といった腐敗も伝えられる。アパルトヘイトは崩壊しても、その負の遺産南アフリカ社会に重くのしかかっているように見える。


ウィキペディアのアパルトヘイト記事

シネマは自由をめざす!中川敬(ソウル・フラワー・ユニオン)の「アマンドラ ! 希望の歌」レビュー
中川氏は映画通らしく、あまり商業的でない映画も紹介されています。「シネマは自由をめざす!」を読んで、観たくなった映画も多いです。この「アマンドラ!」もそうだし、「モーターサイクル・ダイアリーズ」もそう。


AMANDLA アマンドラ ! 希望の歌 [DVD]

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