モーターサイクル・ダイアリーズ
もしわれわれが空想家のようだと言われるのならば、救いがたい理想主義者だと言われるのならば、出来もしないことを考えていると言われるのならば、何千回でも答えよう、『その通りだ』と。
ゲバラのことをもしよくご存知でない方は、とりあえずウィキペディアを参照してください。
1952年、アルゼンチンのブエノスアイレスの医学生だった23歳のゲバラは、友人のグラナードとともに1939年製のオンボロバイクに二人乗りして南米最北端のベネズエラ目指して旅に出る。バイクが転倒したり、テントを風で飛ばされたりの珍道中に思わず笑ってしまう。アンデス山中奥深く進み、その日暮らしの鉱山労働者、地主に土地を追われたインディオといった貧しい人々と出会い、南米の現実を目の当たりにして旅の様相が変ってくる。そして、ペルーのハンセン病療養所での滞在。治療を手伝い、患者と触れ合いながら、ゲバラは自分の生きる道を模索する。療養所から贈られたいかだでアマゾンを下り、コロンビアを通りベネズエラにたどり着き旅は終わる。ゲバラとグラナードはここで別れる。
映画のあちこちで描かれる、ゲバラのバカ正直さと無鉄砲さが好ましい。わたしは「尊敬」という感情が今一つ分らないのだが、「憧れ」や、「こういう人になりたい、でも無理」とか、「こういうボスにアゴで使われたい」とか、そういうことだとすると、たった一人だけゲバラがあてはまるかも。
再び私は踵の下にロシナンテの肋骨があたるのを感じています。盾を腕にかけ私は道を引き返すのです。
時々は、この二十世紀のちっぽけな冒険的兵士のことを思い出して下さい。セリアに、ロベルトに、ファン・マルティンとポトティンに、ベアトリスに、みんなにキスをおくります。あなた方には強情な放蕩息子の大きな抱擁をおくります。
両親への別れの手紙より
とりわけ、世界のどこかである不正が誰かに対して犯されたならば、それがどんなものであれ、それを心の底から深く悲しむことのできる人間になりなさい。それが一人の革命家のもっとも美しい資質なのだ。――さようなら、わが子たち、まだ私はお前たちに会いたいと思う。しかし今はただバパの最大のキスと抱擁を送る。
子供たちへの別れの手紙より
こんな言葉を残してキューバを去り、1967年ボリビアの山中でCIAとボリビア軍に殺されたゲバラ。その死を知ったとき、旅行中の若き日のゲバラと出会った人々はどんなことを感じたろう。映画を観て、そんなことを思った。
■参考
角川映画の「モーターサイクル・ダイアリーズ」のページ
http://www.kadokawa-pictures.co.jp/official/m_cycle_diaries/
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ホーリー・ダイヴァー・ライヴ
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オープニングはなんとレインボーの「タロット・ウーマン」!あ〜超かっこいい!!次にブラック・サバスの「サイン・オブ・ザ・サザン・クロス」。これもいい曲だー!4曲目からは、ディオの1作目にして名盤の誉れ高い「ホーリー・ダイヴァー」の全曲をアルバム収録順に演奏します。これが今回のウリですね。そして終盤はレインボーの「バビロンの城門」、サバスの「ヘヴン&ヘル」、再びレインボーの「銀嶺の覇者」、「ロング・リヴ・ロックンロール」、エンディングはアルバム「ラスト・イン・ライン」から「ウイ・ロック」。レインボー、サバス、ディオというロニーのキャリアの中から名曲中の名曲が選び抜かれています。途中「虹をつかもう」もチラッと出てきますが、フル・コーラスやってほしかったな〜。とにかく2時間があっという間に過ぎてしまいます。
ギターはダグ・アルドリッジ。ホワイトスネイクでも弾いていますが、上手いねこの人。見た目もステキ!メインはレス・ポールですが、レインボーの曲のときはリアをハムバッキングに換装したストラトです。ソロを弾くときもフレットに対して指が立たないちょっと変った弾き方をします。ネックをあまり握らないので、チョーキングなんか指の力だけで押し上げているように見えます。ベースはルディ・サーゾ、こちらも元ホワイトスネイクのイケメン野郎ですな。アクションなんかも何気にカッコつけてるけど、これがまたビシッと決まってステキ!
冬こそバードウォッチング
近所に大きな公園があるのでよく散歩をします。少しずつ草木や花の名前を覚えたりするのが楽しいです。鳥も何種類も見かけるのでだんだん識別できるようになって来ました。冬は、木の葉が落ちていて見通しがきくのと、カモなどの渡り鳥もたくさんいるので、バードウォッチングにはもってこいの季節です。家の中に縮こまってばかりいないで、できるだけ表に出て季節を楽しみたいと思います。
コンパクト・カメラしか持ってないので、望遠レンズつきのカメラが欲しいところです。物欲全開だな〜。
絵解きで野鳥が識別できる本 (BIRDER SPECIAL)
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カキと野菜のカレースープ
今回はカレーといってもカレー風味の温かくて優しい味のスープです。栄養タップリのカキ、それに野菜がいっぱい食べられます。冬にピッタリかな〜と思います。たくさん作っておけば何日も食べられるのも便利。材料と分量は目安です。季節の野菜をお好みでなんでも好きなだけ使ってください。ただ、ネギ系の野菜はちょっと合わないような気がしますが、それはただのわたしの好みかもしれません。
■材料 4〜5人前
【白菜】1/4束
【キャベツ】1/4玉
【大根】1/4本
【ニンジン】1本
【ジャガイモ】3個
【カキ】300g
【ターメリック】小さじ1+小さじ1
【クミン】小さじ2
【コリアンダー】小さじ1
【一味唐辛子】小さじ1/2
【塩】小さじ1+α
【コショウ】少々
【砂糖】小さじ1/2
【油】大さじ2+大さじ1
【水】6カップ(1200ml)
■作り方
(1)野菜は適当に食べやすいサイズに切っておく。
(2)鍋を熱して油大さじ2を引き野菜を炒める。
(3)水、塩小さじ1、ターメリック小さじ1を入れる。クミン、コリアンダー、唐辛子、砂糖も全量入れる。
(4)フライパンを熱して油大さじ1を引いて、カキを入れ、コショウ少々、ターメリック小さじ1を振りソテーする。
(5)野菜が柔らかくなったらカキを入れて一煮立ちさせる。味を見てから薄いようなら塩を足す。
※加熱しすぎるとカキが縮むので、ソテーの際も煮込みの際も注意してください。
※カキからも塩分が出るので、仕上げの塩加減は必ず味見をしてからにしてください。
※カキ以外でも、海老やタラなどの白身魚でも美味しくできます。
※スパイスについてはカレーのスパイスを参照してください。焦げ付かないよう厚手で大きめのものなら、鍋はなんでもいいです。わたしは中華鍋を使っています。炒めも煮込みもやりやすいので便利です。油はエキストラ・バージン・オリーブオイルを使っていますが、これもお好みで。
巫女せんべい&巫女茶
ツンデレクッキーとツンデレジュースのことを記事にしたことがありますが、イラスト作者の佐々木あかねさんから新製品をいただきました!今度は巫女せんべいと巫女茶で〜す!ぶははは!!
「巫女せんべい」の中身はえびせんです。キャラものってなんとなく大して美味しくないという先入観があるんですが、またもや意外に(失礼)美味しいので驚きました。かっぱえびせんみたいのじゃなく丸い形です。エビの味が結構濃くて、あと引きます。巫女茶のほうはちょっと薄めの緑茶。これはまあ普通ですな。
しかし、やっぱりイラストが可愛いな〜。せんべいとお茶と、同じ巫女さんでもキャラが違うのですが、どっちかというとお茶のネコミミの方がわたし的には好きかな。あかねちゃん(馴れ馴れしくちゃんづけしてみました。ごめん。)みたいに絵がうまくなりたいな〜。じっくり研究させてもらいます!!
Dr. John's Gumbo
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「セカンド・ライン」とは、ニューオーリンズ独特の葬儀のパレードの第二線のこと。細かい解説はウィキペディアに丸投げしますので参考にしてみてください。セカンド・ライン
ルイジアナ州ニューオリンズは元々フランス植民地だった関係でフランス文化の影響が強い。そこに奴隷として連行されてきたアフリカ人の文化、スペイン文化の影響を受けたカリブ海文化が混交して、独自の文化が生まれた土地。このごった煮文化をクレオール文化といいます。ニューオリンズのセカンドライン・ファンクも、そんなクレオール文化の土壌に育った音楽です。余談ですが、沖縄は歴史的に中継貿易で栄えた場所で、色々な文化が出会い混ざり合う場所です。チャンプルーは「混ぜる」という意味で、食材を混ぜて炒める料理を指しますが、沖縄の文化の特徴はまさにチャンプルー。ウィキペディアによると、日本語の「チャンポン」と同じように朝鮮語にも「チャンポン」という言葉があり、インドネシア語・マレー語にも「チャンプール」という語があって、みんな「混ぜる」という意味らしいです。チャンプルー混ぜる、混ざる、っていうのはホントにおもしろいです。
イラスト専用のサイトを作ってみた!
少しずつイラストがたまってきたので、前から思っていたイラスト・ギャラリーのサイト(ホームページ)を作ってみました。イラストを描いている人のサイトが、どんどんブログ化してるのに逆行してますが。。。ホームページからブログに来てくれる人、ブログからホームページを見てくれる人がいたらいいな〜と思います。
ホームページ・ビルダーとジオで提供されるツールとごちゃ混ぜに使ったので、ちょっと混乱しました。まだまだ絵は少ないのですがだんだん増やしていきたいと思います。しかし、ブログだったら色んな繫がりや検索で人が来るのは分りますが、絵だけのホームページっていうのは、人が訪問するルートってあるのだろうか。。。
RAVEN_BLACK
http://www.geocities.jp/raven_black_xxx/index.html
raven_blackって「カラスの濡れ羽色」って感じかな。漆黒。真っ黒。